【銀行口座の開設】


 
 銀行口座の開設にはいくつかの選択基準がありますが、一つの判断基準は店舗数と
 ATM設置台数の多さだといえます。例えばCITI BANKやバンク・オブ・アメリカ(通
 称バンカメ)、JPモルガン・チェースのように全米はもとより全世界的な規模を誇
 るスーパー・リージョナル・バンクと呼ばれる巨大銀行、あるいは地域密着型のリ
 ージョナル・バンク(コミュニテイ・バンクとも呼ばれる=日本の地銀に相当)の
 いずれかを選択する必要があります。前者は日本にも窓口があるため、海外送金等
 が便利といった声を聞きますが、その反面、都市部に集中している傾向が強く郊外
 にお住まいになる場合はあまり使い勝手が良くないと言われております。

 まずは地域内に複数の支店とATMがある銀行を探したほうが無難です。

 次に銀行が決まったらいよいよ口座の開設です。口座開設には以下の書類が必要で
 すが、銀行によっては他の書類も要求される場合があるため、必ずご確認下さい。

 ●パスポートおよび米国運転免許証

 ●SSN(申請中の場合には、必ずその旨を伝えること)
 ●現金もしくはトラベラーズチェック

 次は預金口座の種類を選択します。どこの銀行もほとんどは同じですが大抵は下記
 の三種類に大別されます。


 ●Checking Account(当座預金口座)
  米国ではほとんどの公共料金や各種ローンを小切手にて支払いますが、この口座
  を開設すると個人名が記載されている小切手(Personal Check)を発行してもら
  えます。尚、
どの銀行でも複数※のChecking Accountを用意しているので自分に
  あったプランを
選択しましょう。
   
  ※本来は利息がつかない口座ですが、一定額以上のDeposit(銀行に預けなければ
   いけない最低預金残高)を預金すると利息が付いたり、各種手数料が免除される
   特典あり

 ●Saving Account(普通預金口座)

  無利息のChecking Accountに対して、利息が付くのがSaving Accountといわれる
  口座。
日本の定期預金に相当する口座ですが、出入金は自由に出来ます。但し、
  Checking Accountと比較してDepositが高いのが特徴。しかもDepositが一定額を
  下回った場合にはペナルテ
ィが与えられますのでご注意下さい。

  尚、Saving Accountを持っていれば万が一、
Checking Accountの残高が不足した
  状態でチェックを切ったとしてもSaving Accountの与信枠
で支払いがされるメリ
  ットがあります。


 ●Certified Deposit(定期預金口座)
  多少の余裕資金があればCDと呼ばれるこの口座を開設しましょう。一定額(10万
  ドル)まではFDIC(Federal Deposit of Insurance Corporation=米国預金保険
  機構)が保証してくれる反面、満期前に引き出すとペナルティが与えられますの
  でご注意下さい。

 次は実際に小切手を使ってみましょう。Travelers Checkを使用したことがある方
 は良いとして、まだ一度も使用したことが無い方は、出国前に予め、学習しておき
 ましょう。慣れれば何てことはないそうですが、Checkには算用数字とスペルアウト
 したものを記入する必要があります。例えば123ドル45セントの場合、宛名に受取人
 名を記入し、算用数字記入欄に123.45と書き、それをスペルアウトしてOne hundred
 twenty three and 45/100と記入します。またこの時、45/100の右側余白には加筆が
 出来ないよう、必ず横線を引いて下さい。こうして発行した小切手は早ければ翌日、
 遅くとも1週間くらいでChecking Accountから決済(引き落とし)されます。また当
 たり前の話ですが、この時、Checking Accountに必要な残高がないと決済不能となり
 ペナルティが与えられますのでご注意下さい。

 尚、裏書された小切手(決済終了後の小切手=Canceled Check)が届きましたら、
 支払いが済んだからといって捨てるのではなく、一応保管しておきましょう。




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